ファションの工夫で、小顔にできる?
毎日のように身につける洋服ですが、正しい服装をマスターできていなければ、どんなに高価なブランドの洋服を着ていたとしても何も意味がありません。
日々のファッションコーディネートに自信があり、自分に一番似合う着こなしを把握している人は少なくないものです。
実際に20代から50代の女性の中で、自分の顔や体に合ったファッションコーディネートができている人は非常に少ないという結果が報告されています。
その中でも自分の顔が大きい、面長だと気になってしょうがないと思っている人も多いことでしょう。
ダイエットをしたり、何とか小顔に見せようとストレッチなどをしているけれども、なかなか効果が出ずに悩んでいる人は多く見られます。
しかし、ファッションコーディネートをほんの少し工夫することによって、小顔に見せることをかなえることができるのです。
小顔に見せるにはXラインを意識
小顔に見せるファッションのポイントとして、まず第一に挙げられることは、Xラインを意識することです。
Xラインとはウエストでくびれたシルエットのことを指していますが、このXラインを作り上げることによって、全体的なシルエットにメリハリをつけることができます。
これにより顔の大きさを自然にカバーすることができるでしょう。顔の大きさを目立たせないようにするためには、ぴったりとしたタイトな服装は避け、ビックシルエットを意識した服装選び必要があります。
タイトな服装をすると体がほっそりと縦長に見えて、その分顔の大きさが強調されてしまうのです。
できる限り、肩の周りにボリュームが出るようなビックシルエットの着こなしを心掛けるようにしましょう。
これを考えた上で、全体のバランスを考えてスタイルアップをさせるために、ウエストの部分を絞りメリハリをつけるのです。ベルトで絞ってみるとよいでしょう。ウエストの位置をできるだけ上にすることを心がけましょう。
小顔に見せるために下半身にボリュームを!
二つ目の方法は視線を下にそらすことです。
顔の大きさが気になっているのであれば、顔の周りから視線をそらすことが重要です。
このような場合に一番手軽な方法としては、下半身にボリュームを出すことです。フレアスカートやワイドパンツ・ワンピースを用いたコーディネートがこれに該当し、明るいカラーのものや柄物をボトムスにもってくることで、視線をそらす効果が期待できるでしょう。
このようなボトムスを選ぶ場合には、トップスにはシンプルなものをもってきましょう。これによりより小顔効果が期待でき、さらにはコーディネートも簡単になります。
デコルテを見せると顔の大きさが強調されない
三つ目にはデコルテを見せる方法が挙げられます。
首の周りが詰まったような服装をしていると、どうしても顔の大きさが強調されることになるでしょう。これを避けるために、首元があいている服装を選び、できる限りデコルテを見せることを意識しましょう。
一番小顔効果が期待できるものがVネックと言えます。
首元にVの字の切れめが入ることによって、シャープな印象を作り出すことができます。
注意しなければならないことは、V字でもぴったりとした服装は、余計に顔の大きさが目立ってしまいます。
できるだけゆったりめのタイプのものを選ぶことが大切です。
その中でもスキッパーシャツはどんなボトムスにも合わせやすく、肩周りがゆったりとしたシルエットになっているので、デコルテをきれいに露出することができます。
小顔を作りあげるファッションアイテムとしては非常にお勧めと言えます。
メンズコーデでも小顔効果を
中には、ボーイッシュなファッションをされる方もいらっしゃると思いますが、こちらもコーディネートを意識することで小顔に見せることができます。
最近、メンズの中で流行しているMA1を取り入れる女性の方も多いですが、MA1をそのまま来てしまうと顔が大きく見えやすい服装です。理由としては、襟がないことが挙げられます。
スーツなどの襟が大きい服装の場合は、襟と相対的に顔が小さく見えるなどの効果が期待できるのですが、MA1のような襟なしの服装は顔が大きく見えやすいのです。
他にも、メンズが良く着用するタートルネックなどを顔の輪郭を強調してしまうので、相対的に顔が大きく見えやすくなります。
MA1やタートルネックなどボーイッシュなファッションを取り入れる場合は、襟付きのシャツなどを組み合わせるように意識しましょう。
服の色も小顔に大切な要素
ファッションコーディネートだけではなく、服の色も小顔に大切な要素です。
色には、膨張色や収縮色というものがあります。
膨張色は、実際よりも大きく見えてしまう色で、白など明るい色が当てはまります。収縮色は、実際よりも小さく見えてしまう色で、黒など暗い色が当てはまります。小顔効果のある服装を選択する際には、膨張色の服を選ぶようにしましょう。
おしゃれ着として着るワンピースもそうですが、普段着として着用するTシャツやパーカーなどの色も気にしてみるといつみても顔の小さい人と認識されるでしょう。
ヒールを履いて、シルエットのバランスを整えると小顔に
最後に足元はヒール靴を選びましょう。
ヒールは身長を高くすることにもなるので、スタイルが良くなり全体のシルエットのバランスが整います。
低身長の方は特に顔の大きさが出やすいです。これにより顔の大きさも気にならなくなるでしょう。このようなさまざまなファッションのコーディネートのポイントがあるので、これらを意識しながら、自分に似合ったファッションを作り上げていきましょう。